四半世紀

時は1995年。
NIFTY-Serveで知り合ったある方。

彼女はライターで、
当時すんごいイケてた『WIRED』日本語版
とかにも寄稿してた。

メールのやり取りだけで
実際に合った事はなかったけれど、
ある時、彼女が本を出す事になり
私の事も書いてくれた。
(実名も載っててちょっと焦ったw)

残念ながらNIFTYからインターネットに
移行しだして自然に疎遠になってしまった。

その本は今でも家族の目に触れない所に
そっと置いてある。

私の事が書かれてるというのは
話した事がないので、
ずっと知らないままだろう。

今日、四半世紀ぶりに
引っ張り出して読んでみた。

本の縁は黄ばみ、
乱暴に扱えばボロボロと
崩れ落ちそうだった。

物も人の記憶も風化する。
たかだか四半世紀の間に。

でも、あの頃は
パソコンやネットの世界に
限りない可能性を感じて
心躍る日々を過ごしてたのは
間違いない。