人は、夫婦は、分かり合えない

2,3週間前になりますが…

 

朝ドラ「半分、青い。」で、

鈴愛のおじいさん仙吉演じる中村雅俊さんが

弾き語りするシーンがありました。

www.nhk.or.jp

家には孫(鈴愛の弟)と二人きり。

ガロの「学生街の喫茶店」を歌った後、

自分の若かった頃の歌は(軍歌とか)好きじゃない、

サザン歌おうかって「真夏の果実」を歌う。

 

ネットでも概ね高評価な回でした。

ただ、一部の人は、

 当時「真夏の果実」は未発表曲、リリースは1か月後。

みたいなこと書いてて唖然としました。

朝ドラ、フィクションですよ。

時代の雰囲気とらえてれば、1か月、いや1年くらいの誤差は

許容範囲じゃないですか?

 

極論いえば、

 秋風羽織なんて漫画家存在してなかった

っていうのと大差ない気がします。

 

あまちゃん」観てたとき、

昭和のアイドル史を語る小泉今日子という

かなりきわどい(?)シーンがありましたw

小泉今日子は昭和のアイドル史を語る上で、

欠く事の出来ない存在ですが、

ここで名前を出してしまうとメタすぎて興醒めです。

 

何となくですが、あまちゃん

小泉今日子というアイドルが居なかった並列世界

という感覚で観てました。

 

話しを「半分、青い。」に戻しますが、演出。

真夏の果実」を歌う際、満州出兵の映像が流れます。

これ、私的には近年でも出色の演出だと思っていて、

ちょっと泣きそうになりました。

(自分の若い頃のヒット曲という思い出補正も加味されてますが)

 

この演出に対しても批判的な人が居て、

意見が合わないのはしょうがないとしても、

人の評価はあてにならないというのを再認識させられました。

 

まあ、他人の意見なんて端からスルーで問題ないんですが、

問題なのがカミさん。

7時半からのBSで観て、よかったから8時の地デジで

もう一回観ようと思ってたら、

「ま、今日は(観なくて)いいよね、終わり歌だけだし」

の言葉。

 

話しの本筋とは関係薄い、

いわゆる「箸休め回」かもしれないが、

前半の鈴愛の恋バナぶっ飛ぶくらい

「歌だけ」のとこ良かっただろうが。

 

夫婦でこうまで価値観違うのかと、

根っこのとこで分かり合える事は

この先も無いんだろうなと痛感させられました。