「おもてなし」がもたらすもの

最近、アルファーブロガーによってやたらともてはやされる、

アップルの「おもてなし」

たしかに、写真を整理したり、音楽を管理したり、ツールとしてのPCは、一昔前とは別次元と言ってよいほど進化してます。


しかし、イコールPCが楽しいものになったのかというと、逆だと思います。

懐古主義といわれるかも知れませんが、PCいじり始めた頃の方が断然楽しかったのです。


車に例えるとわかりやすいでしょうか。

オートマ車はドライバーをギアチェンジの煩わしさから解放した「おもてなし車」ですが、

車好きはその煩わしさが楽しいのです。

目的地まで快適に行きたいのではなく、

あてもなく走っていたいのです。


昔のPCもそんな感じでした。

エディターで文章を入力する行為すら、

高いPCを買ってしまった大義名分が欲しいというか、

文書作成(目的)は二の次でPCいじりが主みたいな所がありました。

男性諸子になら、

従順な女の子をものにするより、じゃじゃ馬娘を手なずけたい

と言ったほうがわかりやすいかも知れませんね。


ツールとしての快適さを追求するのは間違いではなく、

本来あるべき姿なのは重々承知しています。

だけど、やっぱり、

過程で苦労するのもまた楽しみの一つの形だと思います。


お好み焼きだって、

お店の人に焼いてもらった方が美味しいに決まってるけど、

自分達で失敗しながら作ったほうが楽しいじゃないですか。


ま、新機種買えないひがみ半分な所もあるかも知れませんが・・・