トイレのプラモデル
トイレのプラモデルといっても1/12スケールモデル「ネオレスト」とかじゃありません。
ずいぶん昔、6,7年前になりますが、某デパートのトイレにいったら、個室の中にプラモデルが捨ててありました。
何のモデルだったか忘れましたが、箱付き、というか箱を開けただけでパーツもそのまま、中のビニール包装すら未開封に見えました。
どうみてもそのデパートで買ったばかりの代物です。
うっかり置き忘れたという感じではありません。
一体誰が、なぜ組立もせずに捨ててしまったんでしょう・・・
しばらく考えて、なるほどと思える解答を1つ思いつきました(最後に書きます)
最近、気になったニュースの一つ。
「静脈認証も安心できない? 大根で作った偽造指で認証に成功」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050701/163801/
静脈認証のぜい弱性はどうでも良くて(良くない)、興味深いのはその検証に大根を使ってるところ。
この松本教授は以前にもグミ(ゼラチン)で指作って指紋認証のぜい弱性を指摘している。
身近にあるものを使って最新技術をうち負かす(?)あたりが何ともイイ感じ。
例えていうなら情報セキュリティ界の「冒険野郎マクガイバー」といったところです。
「冒険野郎マクガイバー」って何?って人はリンク付いてるのでそっちを見て下さい。(他力本願モード)
その場にあるものを組み合わせて危機を脱出する。
「アポロ13」でもそんなシーンがありましたが、そういう機知みたいなものは宇宙空間だけで無く日常生活においても重要だと思います。
JAFの人が車の修理にどうしても微小なバネが必要だったけど、手持ちが無かった。
とっさのひらめきで100円ライターをバラして中のバネを応急的に使用した。
かなり昔のJAFメイトに載ってた話ですが、そういうの大好きなんで覚えてます(笑)
たとえば、あなたがwebデザイナーで、突然中国語の新聞のイメージが必要になったとします。(ま、ググれば出てきますが・・・)
もちろん現在は深夜ですので、図書館とか近所の中華料理屋も開いてません。
そんな時でも身近なところで中国語の新聞を手に入れる事が出来ます。
近所のコンビニです。
この時期限定になりますが手に入ります。
わかりますか?
中国産の花火を買ってくるんです。
バラすと芯材に新聞紙が使われてると思います。
さて、最初に書いたトイレのプラモデル。
私の推測ですが、彼(男子トイレに捨ててあったので)はプラモの中に入っている接着剤が欲しかったんだと考えます。
シンナー中毒の彼はどうしてもヤリたくなり、手近にあるプラモを購入、速効トイレで吸引・・・というシチュエーション。
接着剤単品で買えばいいのにと思われるかも知れませんが、そこはエロ本を真面目な本でサンドして買うのと同じでカモフラージュのつもりなんだと思います。
付属の接着剤だけじゃラリるのに少なすぎじゃないか?という疑問も残りますが、おおむね正解の気がします。
間違った危機回避というか機知の使い方というか、「君の人生、間違ってるよ」な事例ですが(笑)
こうして、手近にある些細なネタを組み合わせる事でブログ最大の危機「ネタ切れ」を回避することが出来ました(笑)